舞台裏探訪
こちらの企画では、現在まさに活動している若者世代にスポットライトをあてたインタビューです。面白そうな活動を探してその舞台裏のお話を不定期で届けていきたいと思います。
vol.1 香坂奈奈(こうさか なな) 「みんなのリトル高円寺」 の 空間デザイン
vol.2 柴田隆弘(しばた たかひろ) 伊藤熹朔賞の三冠受賞者
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vol.1 香坂奈奈(こうさか なな) 「みんなのリトル高円寺」 の 空間デザイン
毎年 GW の時期になると「座・高円寺」の景色は一変してしまう。
みんなのリトル高円寺――誰でも自由に参加できる座・高円寺のイベントの開催。その最終日に会場に訪れました。あいにくの雨でしたが、会場はすでに満員(コロナ禍で人数制限あり)になるほどの盛況ぶり。歓声とともに元気に走り回ったり、もくもくと作業に没頭する子供達と彼らを見守る大人たちの姿が至るところに見られます。
舞台裏探訪(BACKSTAGE VISIT )の第 1 回目は、すでに GW の高円寺の風物詩とも言える「みんなのリトル高円寺」の空間デザインを担当した舞台美術家の香坂奈奈さんを訪れました。
わざわざ会場まで出向いて案内してくださった香坂さんがどうのようにこのイベントをとらえ、空間を創り上げていったのか話を聞きたいと思います。座・高円寺にて( 05.06.2021 )
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vol.2 柴田隆弘(しばた たかひろ) 伊藤熹朔賞の三冠受賞者
一昨年に一つの区切りを迎えた伊藤熹朔賞は大賞・新人賞・奨励賞・特別賞の4部門からなります。関西を中心に活躍している柴田隆弘さんはこれまでにそのうちの3つの賞を授与されました。2000年に桃園会「どこかの通りを突っ走って」で新人賞を、2008年には維新派「呼吸機械」とMONO「なるべく派手な服を着る」で奨励賞を受賞、8年後の2015年には満を持してシアターBravaの10周年記念の公演「麦踏みクーツェ」で本賞を受賞されました。今回は柴田隆弘さんの多岐に渡る「舞台美術作家」としての活動、受賞作品の裏側の話などをお届けしたいと思います。
北五美術にて( 06.26.2021 )
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vol.3 大島広子(おおしまひろこ) コロナ禍での衣装デザイン
今から約2年少し前の2020年の冬の終わりーー。世界的に猛威をふるうコロナウィルスにより、演劇業界も数々の公演が中止になり延期になりました。 演劇や文化活動がいつどのように再開されるかまだ誰も何も分からないまま時が過ぎて行く中で、初夏に入ると僅かながらに独自に感染対策をした公演が開幕され始めました。
舞台裏探訪 vol.3 は、2021年夏に早稲田の演劇博物館で開催されていた「コロナと演劇」展で展示をされた衣裳のデザインを担当した大島広子さんを訪ねました。この「願いがかなうぐつぐつカクテル」(2020年7月/新国立劇場)の衣裳は、まだ誰もが「何がコロナ対策の正解か?」の答えを手探りで見つけようとしていた時期で「俳優はマスクを使用しなければならない」という逆説的な問題を抱えていました。大島さんがどのようにその難題を上手くデザイン要素として取り入れてより良いものに昇華していったのか? その過程と裏の話を皆さんにお届けしたいと思います。大島広子アトリエにて(08.20.2021)
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vol.4 加藤 登美子(かとう とみこ) 伊藤熹朔賞の三冠受賞者
5月末、盛況のうちに贈賞式が終了しました「伊藤熹朔記念賞」を顧みまして、長い間様々なエリアで活躍されている加藤登美子さんにお話を伺いました。加藤さんは1996年に「わたしの夢は舞う〜会津八一博士の恋」で新人賞を、2011年には「扉の向こう側」で奨励賞を受賞しました。そして最後の伊藤熹朔賞の2018年には遂に「小さなエイヨルフ」で本賞を授与されました。
今回の舞台裏探訪ではとても興味深いバックグランドを持ち、多くの分野で活躍されている加藤さんのこれまでの歴史と受賞作品にまつわる楽しいお話をお届けします。ピッコロシアターにて(10.26.2021)