舞台美術の資料を蓄積し、後世に舞台芸術文化を繋いでいくデジタルアーカイブです

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板坂晋治

ITASAKA Shinji

役職(所属)
美術（装置）・みらい舞台美術塾
生年月
1929/4/26
没年月
2022/2/22
プロフィール

和歌山市に生まれる。
1951 年、京都市立美術専門学校 ( 現在の京都市立芸術大学 ) 図案科卒業。入学時より緒方規矩子 ( 舞台衣装 デザイナー )、橋本潔(テレビ・舞台美術デザイナー)、井川徳道(映画美術監督)ら先輩たちと学内劇団
「アトリエ 座」にて活動。学内はもとより学外活動、大学合同公演なども行う。卒業後、日綿実業を経て、1953年NHK大阪局の実験放送時にデザイナーとして参加。その後、1958 年読売テレビに移籍。美術課長を経て、チーフ・アートディレクターに。
1980 年より大阪芸術大学舞台芸術学科舞台美術コースにて教鞭をとり、同学科教授に就任。ほかに近畿大 学などでも教えた。2000 年退任後も、ピッコロ舞台技術学校で後進の指導に努め、さらに大阪の劇団未来の スタジオでデザイナー志望の若者たちを集め、「みらい舞台美術塾」主宰として、育成に邁進。
この 60 余年間で演劇だけで 600 作以上、バレエや舞踊も合わせると 1000 作品近い舞台美術を担当。
日本舞台美術家協会会員
教職歴

大阪芸術大学舞台芸術学科舞台美術コース、同学科教授に就任ほかに近畿大学など
受賞歴

1953 年 春陽会展 ( 特選春陽会賞)『細男舞』の試作模型
1979 年 大阪府民劇賞 ( 奨励賞)
1989 年 大阪府知事表彰 ( 文化功労)
1995 年 伊藤熹朔賞本賞 『おなつせいじゅうろう』
1999 年 兵庫県功労者表彰 ( 文化功労)
2000 年 放送作家協会ディレクター大賞 ( 特別賞)
2001 年 大阪市民表彰 ( 文化功労賞)
2007 年 ニッセイ・バックステージ賞
主な作品

著書
・『舞台美術 1947-1996・劇空間を求めて 50 年』 1996 年 京都書院
・『地域演劇と共に 60 年』( 私家版 ) 2006 年 レベル

美術展出品
・関西舞台美術展 (1950 年 )
・春陽会展 1951 ~ 1955 年連続入選
・プラハカドリエンナーレ国際舞台美術展(1966 ~ 2004 年まで毎回出品)
・日本舞台美術科協会展 (1996 年~)
・日中教育美術展 (1996 年~ )

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