佐野勝也

SANO Katsuya

役職(所属)
研究者
生年月
1961/1
没年月
2015/11
プロフィール

東京生まれ。
開成中学・高等学校から1980年4月東京外国語大学スペイン語学科入学。ガセイ南米研修基金による南米留学を挟み、1987年3月卒業。翌4月西武百貨店入社、渋谷ロフト、スペイン駐在事務所等で勤務。
大学在学中に演劇に傾倒し、ガルシア・ロルカの没後50年にあたる1986年5月、東京近圏のスペイン語を学ぶ学生による劇団の代表としてロルカ三大悲劇を連続上演。同劇団は1989年3月にスペイン公演が決定、4ヵ月休職して渡西、グラナダとマドリードで上演。
退職後の1997年、小島章司フラメンコ舞踊団公演『ガルシア・ロルカへのオマージュ』(1998年)で舞台演出家として舞台芸術活動に復帰。以降『LUNAフラメンコの魂を求めて』(1999年)等6作品を演出。
2005年、東京外国語大学「生きた言語修得のための26言語・語劇支援」(2004年度文部科学省「特色ある大学教育支援プログラム」採択)に舞台演出家特別アドバイザーとして参画。
2008年4月、早稲田大学大学院入学(文学研究科人文科学専攻美術史学)。2013年3月博士課程修了。同年5月「藤田嗣治の舞台美術と劇場空間」で博士号取得。
受賞歴

2014年6月「藤田嗣治の舞台美術作品1951年スカラ座『蝶々夫人』に関する一考察」で早稲田大学美術史学会賞(小杉賞)受賞。
主な作品

「藤田嗣治の舞台美術と劇場空間」佐野勝也著 (2017年)新宿書房