星埜 恵子

HOSHINO Keiko

役職(所属)
美術(装置)
生年月
1951・11
プロフィール

美術監督(プロダクションデザイナー)、舞台美術家、空間デザイナー。
1963年~油絵を学び、70年、大学で美学芸術学を学びつつアングラ演劇・小劇場の舞台美術家としてデビュー。71年春~舞台美術家の園良昭、松下朗、吉田謙吉に師事しつつ年々、デザイン&スタッフ領域を拡げ、ダンス、オペラ、ショーなど前衛~伝統演劇まで活動領域を拡げていく。

75年頃~商業空間やTVCF・劇映画の美術にも進出。

80年、文化庁芸術家在外派遣(2年)で渡仏。パリのジャン=ルイ・バロー主宰ルノー・バロー劇団で研修。83年、再渡欧。アジア・アフリカを含む10数ヶ国を文化探訪。

帰国後、黒沢清作品『ドレミファ娘の血は騒ぐ』で美術監督。演劇・映画のフェスティバル、芸術祭にスタッフ参加。美術大学等で人材育成しつつ、欧米のマルチメディア・パフォーマンスの日本公演や美術イベント、写真展に関わる。

91年からジャンルを超えた内外のアーティストとの協働創造<地球との対話>プロジェクトを企画。98年には独マインツ市の<日本前衛の日>に招待されるなど、音・動き・空間そして映像のコラボレーションを内外で展開。現在も<地球との対話>プロジェクト21を主宰、横浜開港アンデパンダン展の特別企画などで美術展示+トーク&パフォーマンス企画展開中。

2005年~成瀬巳喜男監督・映画『浮雲』再現セットを国立フィルムセンター、科学技術館、芸能花伝舎等で展示監修、映画スタッフを人材育成。その後、再時代考証し新生、10年から国立歴民俗博物館の第6室<現代>常設展示中。

21年「凸凹な多面体:星埜恵子の仕事 1970-2021 -共創スパーク:ダンス、舞踏、マイムを中心に-」
を六本木ストライプスペースで開催(7.10-15) 第2弾は24年予定。
受賞歴

90年、ノヴィ・サド国際舞台美術衣装展で日本初の審査員特別賞を受賞。(『情熱』の舞台美術)

作品アーカイブ

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